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うまれる

ここ数日、仕事はたてこみ、プライベートでもイライラすることが多数あった
どす黒い、ネガティブな感情、ひどいことばが心とおなかの中にたまっていく

消化したはずの恋を、ふとしたはずみで思い出して、泣き出しそうになる

今日は十五夜、月がきれいだなって空を見て、
星がきれいだった、輝いてた。
って、真夜中に突然ラインくれたことを思った
その一瞬でもっていかれて、駅のホームにおりる階段で泣きそうになる

月はどこからみても月であって、かわらないはずなのに、それでも、あの日真夜中に星が輝いてたってわざわざラインくれた、あの日彼の見た空を見てみたくなって、
とっさに、彼のすむもより駅までの電車を調べる
いけるけど、帰りの電車はないだろう
そして、かえってこれないかもしれない電車にのるだけの情熱は、今日のわたしにはなかった
ただ、いつか、きっと、彼の見たきれいな星の空をみてみたい、かならず見に行く、ということは心に決めた

唯一、いっしょに観に行った映画が、こんどテレビでやることを知って、もう1年も前なんだと思った

毎日話して、毎日いっしょにいた
たくさんのことを、受け止めたかった

去年のわたしといまのわたしでは、心の在り方が大きくかわった

どす黒い気持ちになっても、こんなことを思うわたしはダメだとか思わなくなった
こんなこと思っちゃうわたしも、わたしは許してあげよう、そう思えるようになった

好きな服を買って、身につけて、
髪の毛だって、染めて、ばっさり切った

どれもこれも、したかったのにしてこなかったこと

わたし以外の誰かを優先していた

できそうにないこと、苦手なこと、
終わりそうにない仕事、

やらないといけない、そう思っていたけど、
助けてほしい、ってお願いしたら、
みんなやってくれた
手伝ってくれた
わたしひとりがやるよりも、パフォーマンスもよかった

じぶんのことを大切にしていない人を見るのは、その人を大切に思う誰かがまた悲しんでいるということを、いろんなところでやたら出くわすようになった
ドラマだったり、映画だったり、本だったり、
誰かのことばだったり

それも、今までだっていろんなところで言われていたのに気づいてなかっただけなのかな

きっと、去年のわたしより今年のわたしのほうが
身もこころもあか抜けた

だけど、去年までのわたしだって、悪くない。
粗削りで、とまらなくて、相手だけじゃない、じぶんのことも何より攻撃してしまったけど、
そんなわたしも悪くないなと思った

こんなことを思うたびに、なにかがうまれる、
なにかをうみだすことができるんじゃないかって、
ただし、それにはものすごい気力が必要かも。
と、漠然とした気持ちだけがただよっている

なにかをうみだしたい