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君は幸せなのか

FNS歌謡祭のトリが長渕剛で、乾杯を歌う!

と、なんとなくつけてたテレビでやりだしたから、はなこのトイレ掃除をしながら何気なく見ていたら、急にタイトルの一文がテレビにうつされた

 

君は幸せなのか?

 

乾杯を今バージョンにする、とかなんとかいってて、なぜか急にこのフレーズ

 

まっさきに思い浮かぶ人がいた

思わず、いまからFNSみて!って連絡しようかと思い、やめた

 

翌日、ひとつきぶりに見るその人は、髪の毛を切ってこざっぱり

より幼く見えた

 

目の前でプレゼンをする

わたしの好きな大きな手、スッとした指、

いつも泳いでる目、

鼻のライン、

ネクタイの柄

 

わたしの大切な人

 

じっくりじっくり見たら泣いてしまいそうだから、そっと視界にいれておいた

 

なにも知らない同期とお昼休憩、たまたまその人の話になる

すべてを聞いてもらいたくなった

わたし、心から好きなの。

そう言いたかった

 

お店を出たときにばったり会ったから、あいさつした

目が悪いからすぐ気づかなくて、でも、お疲れ様です、のことばに、びっくりしながらも、わたしの好きな顔で笑って、返してくれた

かわいい顔で笑う人

 

まだ、わたしにギリギリ向き合ってくれたときに、わたしが伝えた、

「もっとわたしのことを大事にしてください」を守るには、

「もう会わないこと」だったのかな、と、最近思う

「近くにいれば傷つける」

「時間をムダにする」

だから、

「もう関わらない、これ以上、ムダにすることも、直接傷つけることもないから」だとしたら。

 

考えようによっては、彼なりの、わたしへの愛なのだろう。

 

ある人との恋愛の価値観についての意見交換のなかで、

 

自分を守るために相手を傷つける、

それにすら気づいてない。

 

このことばをもらって、すぐに彼を思った

 

ほんとうに守りたかったのは、きっと彼自身なんだろう

 

友だちとラインでくだらないやり取りをして、笑って、ふと思い出す

彼がわたしのことを心底だいじな宝物でも見るよーな目で見つめていた日のこと

そして、彼の首にかけられたチェーンにぶら下がるシルバーの指輪が、いったいなんなのか聞けなくて、泣きそうになるのをこらえた日の、ニヤニヤして、わたしをはだかにして見下ろしてた顔

ここまででも涙でたのに、次はあの子の家から出ることを決めたときに聞いた、

わたしのこと好きだった?に対する、

好きよりも、愛しい。

を思い出して、また泣いた。

 

ぜんぶぜんぶ、ただそれだけでよかったのに、って思うことばかりだ

 

なのにみんな、わたしだけじゃなくてみんな、そこに差し出されたものをそのまま受けとることが怖くて、

それならいっそ、って、じぶんから壊してゆくのかな

泣いて、涙で顔がひどいけど、謎の腰の痛みが少しひいた